相続税の申告が必要な方は下記の通りです。
1.生前贈与の時に相続時精算課税制度を選択された方で贈与税を納められた方
相続時精算課税制度を選択し利用された方で贈与税を納められた方は、相続税の課税価格の合計額が基礎控除以下の場合でも贈与税の還付のために相続税の申告が必要です。
2.課税価格の合計額が基礎控除額を超える場合
下段 相続税の計算のしくみ の課税遺産総額の金額が発生する場合をいいますがこの場合の課税価格の合計額は小規模宅地等の特例等を適用する前の金額で判定して下さい。
なお、小規模宅地等の特例や配偶者の税額軽減等は申告することが要件の特例ですので小規模宅地等の特例や配偶者の税額軽減等の適用により相続税がかからない場合であっても相続税の申告は必要ですので注意が必要です。